ビーストキズナ ~虫野国編~ 第二十三話
パラワンを倒して1週間・・・・・
ビーストネプたちは旅を続けていた。
その1週間の間に、なまかが1人増えた。
その名は土 烏子(ツチ チョウシ)。
テクテクテク・・・・
ビーネプ「腹減ったぁ~」
虫歩華「ファミレスはもう少しだからがんばりな。」
ビーネプ「えぇ~」
モグモグ・・・・
土烏子「美味い美味いw」
ビーネプ「あ!!お前、おにぎり食ってる!!俺にもくれ!!」
土烏子「やだ」
ビーネプ「ちょっとでいいからさ~、ね?ちょうだい」
土烏子「ったく、しょうがないな~、はい」
ビーネプはおにぎりを少し貰った。モグモグモグ・・・・
ビーネプ「!!!!!うめーーーーーーーーーーーー!!!!」
土烏子「そりゃそうだw」
虫歩華「さぁ、ファミレスについたよ。」
中に入る。
ビーネプ「俺は包み焼きハンバーグ!!!」
土烏子「僕はミートソーススパゲティ!!」
媛兜「俺はステーキ!」
虫歩華「あたしは・・・・リゾットにしよう」
ムシ一同「おれたちはなにを・・・」
ビーネプ「お前達は・・・・はい。樹液」
ゴクゴクゴク・・・・・
数分後・・・・
店員「お待たせしました。包み焼きハンバーグ、ミートソーススパゲティ、ステーキ、リゾット、以上でしょうか」
虫歩華「はい」
モグモグモグ・・・・
媛兜「うっめーーーーー!!!」
土烏子「うまい!!!!」
虫歩華「おいしい!!」
ビーネプ「bhfぢhふぃうdhvびうsvんs」
キズナ「落ち着けよ、ビーネプ」
モグモグモグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ズドン!!!
虫歩華「何の音だ!?みんな、いくぞ!!!」
媛兜「ちょっと待って・・・・」
ビーネプ「俺たち・・・・」
土烏子「まだ食べ終わってない・・・・・・」
虫歩華「そんなことどうでもいいじゃない!!」
3人「よくねーー!!!」
虫歩華「ったくもー・・・・・」
食べ終わり・・・・
ビーネプ「いくぞ!!みんな!!」
皆「オオオオー!!」
虫歩華「ってそのセリフ、あたしが言うんじゃない!?」
ダダダダ・・・・・
媛兜「これは・・・・・・」
ビーネプ「オウゴンオニクワガタ・・・・・・」
土烏子「ってか・・・・」
虫歩華「おおあご、こんなに開くの、普通!?」
いつもは大アゴがあまり開かないオウゴンだが、こいつは大アゴが90度開いているのだ。
ビーネプ「いくぜ!!キズナァ!!」
キズナ「おぉぉよ!!!」
ビーネプ「ダンガン!!」
ドォォ・・・・・・ゴン!!!
キズナ「う・・・うぉぉ・・・・」
ビリビリ・・・・
ビーネプ「無傷!?」
ビーネプ「くそ・・・ならこれでどうだ!?ハヤテェェ!!!」
キズナ「うやぁぁ!!!」
ザン!!!
ビーネプ「どうだ!?」
キズナ「うっ・・・」
バタッ・・・・・・
ビーネプ「キズナァ!!」
オウゴン「フン・・・・オマエ・・・キズナカ・・・。」
ビーネプ「!?キズナの名前を何故知ってる!?」
キズナ「あ・・・・・・、その目の傷、もしや・・・・・!!!!」
オウゴン「ソウダ・・・・オレハ、オマエノコキョウノセンセイダ・・・」
ビーネプ「何!?」
キズナ「くそ・・・・攻撃できない・・・・・」
ビーネプ「何してんだよ!!!いくぞ!!!」
キズナ「ダメだ・・・・・先生は・・・・俺が捨て子だったのに拾ってくれて、育ててくれたんだ・・・・」
ビーネプ「何!?義理の親!?」
オウゴン「ソウダ・・・・・キズナ、オマエハオレタチヲカッタノハイイガステテシマウ、ミニクイニンゲンノナカマナノカ?オマエハ、ニンゲンヲテキトミナスオレタチノナカマダロ・・・・・コッチコイ」
ギロッ・・・・オウゴンがキズナをにらんだ。
キズナ「う・・・うがぁぁぁ・・・・・・」
ビーネプ「キズナ!?」
キズナ「ガァァァァァァァッ!!!!!!」
オウゴン「フ・・・・ソレデイイノダ・・・・」
キズナ「うぉぉぉ!!!!!」
ズザン!!!
ビーネプ「ぐあぁぁ!!」
他の虫達「やめろ!!!キズナ!!!」
キズナ「うるさい!!!お前達もやられたいのか!!」
ズザザザザザザン!!!
他の虫達「ぐぉああああああああっ!!!」
オウゴン「フハハハ・・・・イイゾ、イイゾ!!コノチョウシデニンゲンヲジゴクニタタキオトシイテルノダア!!!!」
ビーネプ「く・・・・やめろぉ・・・・やめろぉ!!!」
ドクン!!!
ビーネプ「!?」
ドクンドクンドクンドクンドクン!!!!
ビーネプ「ウォォォォ・・・・・ォォォォォォォォォォ!!!!!」
ズドーン!!!!
土烏子「一体何なんだ!?」
ゴゴゴゴゴ・・・・
ビーネプ「ウウウウウウウウ・・・・・・・・・・」
媛兜「ビーネプ・・・・一体」
虫歩華「その姿は何なんだ!?」
ビーネプ「ギャルォォォォォォ・・・・・・」
なんとビーネプが獣化してしまった!!!今後、一体どうなるんだ!?
~つづく~